鳥取マラソンは、鳥取砂丘をスタートし、ヤマタスポーツパーク陸上競技場を目指すフルマラソン大会です。
コースには大小のアップダウンがあり、決して平坦なコースではありません。
私は2026年大会に出場し、なんとかサブ3を達成しました。
実際に走って感じたのは、上り坂で無理をせず、下り坂でリズムを戻すことの重要性です。
特に37km過ぎの上り坂は想像以上に長く、さらに40km以降にもアップダウンが待っています。
この記事では、2026年大会の実走経験をもとに、鳥取マラソン2027のコース攻略ポイントを解説します。
サブ3を目指すランナーはもちろん、自己ベスト更新を狙う方にも参考になれば幸いです。
鳥取マラソン2027のコースと高低差
鳥取マラソンは、序盤から終盤までアップダウンが点在するコースです。
2026年大会を実際に走った感想としては、坂の位置や高低差は事前に確認していたコース図とおおむね一致していました。
ただし、高低差図だけでは分かりにくい難しさもあります。
特に印象に残ったのが、37km過ぎの長い上り坂と、40km以降のアップダウンです。
37km過ぎの坂は想像以上に長く、40km以降の上りは事前にあまり意識していなかったため、余計にきつく感じました。
まずはコース全体の高低差を把握しておきましょう。
鳥取マラソン2027 コース図

鳥取マラソン2027 高低差図

スタート〜15km|上り坂で焦らず、平均ペースを意識する
スタート直後から、鳥取マラソンの洗礼が始まります。
高低差図を見ると分かるように、スタート直後から上り坂が続きます。上り坂を越えてから、徐々にリズムを整えていきましょう。
スタート直後〜約2.5km:長い上り坂
鳥取マラソンは、スタートしてすぐに長い上り坂が待っています。
実際に走ってみても、この上り坂は長く、きついと感じました。
スタート直後は周囲のランナーにつられてペースを上げたくなりますが、ここで無理をする必要はありません。
上り坂では目標ペースより遅くなっても構わないので、脚を使いすぎないことを優先しましょう。
上り坂が終わった後は下りに入るため、そこで少しずつリズムとペースを戻していくのがおすすめです。
ただし、遅れを一気に取り戻そうと下りで飛ばす必要もありません。
2.5〜15km:アップダウンを含めて平均ペースを整える
序盤15kmまではアップダウンが続きます。
上り坂だけを見ると目標ペースを下回る場面もありますが、下り坂もあるため、区間全体で考えることが重要です。
私は2026年大会で、序盤15kmを平均4’00/km程度で走りました。
当時はサブ3を目指すにあたり、余裕を持って走れる4’00/kmで行けるところまで行く作戦を立てていました。
実際に序盤15kmは、上り坂でペースが落ちる場面もありましたが、下り坂でリズムを戻し、トータルではおおむね4’00/kmの平均に収まりました。
ただし、これは私自身の走力とレース戦略によるもので、すべてのランナーにおすすめするペース配分ではありません。
大切なのは、上り坂の1kmごとのラップにこだわらず、15kmまでの平均ペースを意識することです。
上りでは少しペースを落とし、下りでは無理なくリズムを戻す。その繰り返しで、序盤の平均ペースを整えていきましょう。
ただし、平均ペースを合わせるために無理をする必要はありません。脚と呼吸に余裕を持って走りましょう。
15〜20km|上りと下りのメリハリが重要
15kmを過ぎてもアップダウンは続きます。
この区間は上り坂で目標ペースより遅くなる場面があると思いますが、焦る必要はありません。
下り坂もあるため、上りで無理をせず、下りでリズムを整えることを意識しましょう。
上り坂で目標ペースを維持しようとして脚に力を込めすぎると、後半の失速につながる可能性があります。
一方、下り坂では力を抜いて走ることで、自然にペースが戻ることもあります。
大切なのは、上りと下りで走り方にメリハリをつけながら、全体のリズムを崩さないことです。
この段階ではまだ20km。終盤の坂に備えて、脚を残しておきましょう。
鳥取マラソンの風対策|2026年大会は北北西の風2m/s
鳥取マラソンで気になるのが、日本海側特有の風です。
2026年大会は、スタート時の気温が約6℃、天候は曇り、風は北北西から約2m/sという条件でした。
過去の気象データから想定していたとおり、北北西の風が吹いていました。
コース後半では多少の向かい風になりましたが、風速2m/s程度だったため、きつい場面でも耐えることができました。
ただし、風の影響は当日の風速や風向きによって大きく変わります。
また、同じ風でも、脚が元気な序盤と疲労が蓄積した終盤では感じ方が異なります。
終盤に向かい風が吹くと、わずかな風でも負担に感じることがあるでしょう。
向かい風が強い場合の対策
向かい風が強い場合は、無理に目標ペースを維持しようとせず、同じくらいのペースで走るランナーの集団を利用するのも有効です。
ただし、集団についていくために自分のペースを大きく上げてしまっては逆効果です。
風の強さに応じてペースを調整し、できるだけ余計な体力を使わないことを意識しましょう。
2026年大会のように風が比較的穏やかであれば、必要以上に警戒することはありません。
30km手前から脚に疲労|終盤の坂に備えて体力を温存する
私は2026年大会で、30km手前から脚がきつくなり、徐々にペースが落ち始めました。
序盤は平均4’00/km程度で走れていましたが、後半になるにつれて脚が思うように動かなくなっていきました。
その状態で迎えたのが、37km過ぎの長い上り坂です。
事前に高低差図で坂の存在は把握していましたが、疲労した脚には想像以上にきつく感じました。
30kmを過ぎても体力を温存する気持ちで走り、37km過ぎの上り坂に備えておくことをおすすめします。
特に序盤から余裕のないペースで走ってしまうと、終盤のアップダウンで苦しくなる可能性があります。
鳥取マラソンでは、30km以降にどれだけ脚を残せるかが重要だと感じました。
37km過ぎ|想像以上に長い上り坂が待っている
2026年大会を走って、特に印象に残ったのが37km過ぎの上り坂です。
高低差図で存在は把握していましたが、実際には思っていた以上に長く、脚にこたえました。
その状態で迎えた37km過ぎの上り坂は想像以上に長く、30km以降は4’45/km程度で耐えていたものの、この区間では5’20/km前後までペースが落ちました。
失速の原因は上り坂だけではなく、それまでに蓄積した疲労も影響していたと感じています。
37km過ぎの上り坂では、ラップが大きく落ちても焦らず、無理をしないことが大切です。
上り坂を越えたら、下りで少しずつリズムを戻していきましょう。
ただし、終盤の下り坂も注意が必要です。
傾斜があるうえに脚が疲れているため、無理にスピードを上げると着地の衝撃が大きくなり、脚への負担が増えます。
下りだからといって飛ばすのではなく、落ち着いて走ることをおすすめします。
40km以降|見落としやすい最後のアップダウン
個人的に、37kmの上り坂と同じくらい伝えておきたいのが、40km以降のアップダウンです。
実は私は、事前にコースの高低差図を確認していたものの、40km以降の上り坂をそれほど意識していませんでした。
しかし、実際に走ると、この最後のアップダウンがきつかったです。
37km過ぎの坂を越えると、あとはフィニッシュまで頑張るだけと思いがちですが、まだ上り坂が残っています。
私の場合、40km以降の1kmごとのラップは前後と大きく変わりませんでしたが、上り坂ではペースが落ちていました。
下り坂もあるため、1km単位のラップだけを見ると分かりにくいものの、実際にはアップダウンに合わせてペースが変化しています。
37kmの坂だけに意識を向けず、40km以降にもアップダウンがあることを覚えておきましょう。
残り2kmほどで上り坂を迎えるのは精神的にもきついですが、ここが最後の踏ん張りどころです。
ペースが多少落ちても、リズムを崩さず、フィニッシュまで走り切りましょう。
鳥取マラソンでサブ3・自己ベストを狙うためのポイント
鳥取マラソンで記録を狙うなら、すべての区間を同じペースで走ろうとしないことが大切です。
特にアップダウンの多いコースでは、1kmごとのラップだけで判断すると、必要以上に焦ってしまうことがあります。
私が2026年大会を走って感じた攻略ポイントをまとめます。
| 区間 | 攻略のポイント |
|---|---|
| スタート〜2.5km | 長い上り坂。ペースを落として無理をしない |
| 2.5〜15km | 下りでリズムを戻し、15kmまでの平均ペースを意識 |
| 15〜20km | 上りと下りのメリハリをつけ、脚を使いすぎない |
| 20〜30km | 後半の疲労を想定し、脚を温存する |
| 30〜37km | 37km過ぎの上り坂に備える |
| 37km過ぎ | 長い上り坂。ラップが落ちても焦らず、下りも飛ばさない |
| 40km以降 | 最後のアップダウンを想定して粘る |
私自身は、余裕のある4’00/kmで行けるところまで行く作戦でサブ3を達成しました。
しかし、30km手前から失速した経験を踏まえると、序盤から速く走ることよりも、終盤の坂に対応できる余裕を残すことが重要だと感じています。
上り坂では目標ペースを維持することにこだわらず、下り坂で自然にリズムを戻す。
その繰り返しで、最後まで大きく崩れない走りを目指しましょう。
GPSウォッチでペースを確認する
アップダウンのあるコースでは、GPSウォッチでペースや通過時間を確認すると走りやすくなります。
ただし、上り坂で表示される瞬間的なペースにとらわれすぎないことも大切です。
GPSの計測には誤差もあるため、大会の距離表示と通過時間も確認しながらペースを判断しましょう。
私はGarmin ForeAthlete 245を使用してきました。GPSウォッチの選び方やモデルの違いについては、別記事で紹介しています。
レースシューズは後半の走りやすさも重視する
鳥取マラソンは、序盤から終盤までアップダウンがあります。
そのため、レースシューズを選ぶ際は、反発力だけでなく、上り下りでの安定性や後半の走りやすさも重視したいところです。
私はヴェイパーフライ3、メタスピードEDGE、アディオスプロ3を実際に使用してきました。
それぞれの特徴や履き心地については、別記事で比較しています。
補給ジェルは事前に計画する
フルマラソンでは、終盤のエネルギー不足を防ぐために補給計画も重要です。
鳥取マラソンは37km過ぎや40km以降にもアップダウンがあるため、後半まで走り切ることを考えて補給を準備しておきましょう。
私はマラソンでアミノサウルスGELを使用しています。
味や粘度、開封のしやすさなど、実際の使用感については別記事で紹介しています。
実際に補給ジェルを収納して走ったマルチポケットパンツについて別記事で紹介しています。
まとめ|鳥取マラソンは終盤の坂を意識して走ろう
2026年大会を実際に走って感じたのは、鳥取マラソンではアップダウンに合わせたペース配分が重要だということです。
特に意識したいのは、次の5つです。
1.スタート直後の長い上り坂では無理をしない
2.序盤15kmはアップダウンを含めた平均ペースを意識する
3.15〜20kmは上りと下りのメリハリをつける
4.37km過ぎの長い上り坂では焦らず、下りも飛ばさない
5.40km以降にもアップダウンがあることを忘れない
私は2026年大会で、序盤15kmを平均4’00/km程度で走り、30km手前から失速しました。
それでも最後まで粘り、なんとかサブ3を達成することができました。
また、北北西の風が約2m/sと比較的穏やかで、後半の向かい風にも耐えることができました。
ただし、2027年大会も同じ気象条件になるとは限りません。
当日の天候や風向きを確認しながら、無理のないペース配分を考えましょう。
鳥取マラソンは決して簡単なコースではありませんが、坂の位置を把握しておけば、落ち着いてレースを進めやすくなります。
特に37km過ぎと40km以降のアップダウンは、ぜひ頭に入れておいてください。
最後まで粘って、目標達成を目指しましょう!
関連記事
・マラソン前日は何する?やること・やらないこと10選【前日練習・食事・睡眠】
・【鳥取マラソン2027】エントリー・駐車場・ホテル・アクセス完全ガイド
・【鳥取マラソン2026】完走・サブ3を逃さない当日のタイムスケジュール完全版




コメント