結論から言います。
サブスリー(フルマラソン3時間切り)にはインターバル走は必須ではありません。
ただし、スピード不足の人にとっては必要な練習です。
・インターバルが必要な人: 5km/10kmのスピードが明らかに不足している人
・不要になりやすい人: 4:00/km前後の中強度〜閾値走が安定し、課題が距離耐性の人
この記事では「インターバル走が必要な人/不要な人」を分けたうえで、
やらない場合に何を優先すべきかを整理します。
インターバル走とは?
インターバル走は、
速いペースで走る「疾走区間」と、ゆっくり走る「回復区間」を繰り返す練習で、
心肺機能やスピードの上限を引き上げる目的で行われます。
代表的には 1000m×5本 などが有名で、
VDOT(走力指標)を使うと、サブスリー相当のインターバルペースは
およそ3’42/km となります。
※これは「3’42/kmでインターバルができればサブスリー確定」という意味ではなく、
サブスリー相当の走力の人が効率よく刺激を入れられる目安です。
なぜ「必須ではない」と言えるのか
フルマラソンは 42.195kmを4’15/km前後で走り続ける競技です。
大事なのは「一瞬のスピード」よりも、
「速いペースを維持する持久力(スピード持久力)」です。
インターバル走は速い刺激になりますが、
距離が短く回復を挟むため、フルマラソン本番への再現性は高くありません。
限られた期間でサブスリーを狙う場合、優先順位が下がります。
インターバル走が「必要な人」
次に当てはまる人は、インターバル走を取り入れた方が良いです。
・4’15/kmのスピードに対して余裕が無い
・閾値走(Tペース)で、6km程度の練習がこなせない※サブスリーレベル(VDOT53.5)のTペースは 4’02/km
・5km、10kmをサブスリーレベル(VDOT53.5)で走れない
5km → 18’48(ave3’48/km) 10km → 38’59(ave3’54/km)
上記の届いていない場合、インターバルでスピードの上限を上げる必要があります。
※スピードが足りない場合でも、まず「距離」と「閾値(Tペース)」で土台を作る方が伸びやすいケースが多いです。
土台ができてもスピードが頭打ちなら、そこでインターバルを入れるのが効率的です。
インターバル走が「不要になりやすい人」
一方、次のタイプは必須ではありません。
- 閾値走(Tペース)を4’00/km前後で安定して走れる
- 課題が「後半の失速」「距離耐性」「脚づくり」にある
- 再開直後で、まず総量(走行距離)を増やす段階
課題がスピードではなく持続力の人は、
インターバルより「フルマラソン向けの再現性が高い練習」を優先した方が効率的です。
インターバル走をやらないなら、何をやるべきか
私の場合は、限られた期間でサブスリーを狙うために
インターバルよりも以下を優先しています。
- 中強度走、閾値走:4’00/km前後の土台作り
- ロングジョグ(20km超え):距離耐性と脚づくり
- 距離走(段階的に):本番への再現性を高める
この3つを積み上げて、
「キロ4分前後で長い距離を維持できる状態」を作ることがサブスリーに直結します。
まとめ
- サブスリーにインターバル走は 必須ではない
- スピード不足の人は有効
- 持続力・距離耐性が課題の人は優先度が下がる
- やらないなら、中強度走/ロングジョグ/距離走の再現性を優先
今の自分の課題に合った練習を選ぶことが目標達成への近道です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
関連記事
・鳥取マラソンでサブスリーを目指すための練習計画
・サブスリー再挑戦中に使ってるアイテム7選(シューズ・Garmin)
・サブスリーに30キロ走は必要?フルマラソン前の練習について

コメント